『明るい表通りで ‐On The Sunny Side Of The Street‐』
(2007)©相川博昭
フリーで役者として活動してきた三谷智子により、2007年に旗揚げ。幅広い年代そして幅広い生活様式のあらゆる人へ贈る「良質な娯楽作品」を作り続けることをモットーに活動しています。日常生活の中で関わり合う複雑な人間関係や心理を繊細に掬い上げ、真摯に描くことと、観る人を最後まで引きつけて離さない大胆な演出を心がけること。演劇が持つ類まれな特徴であるライブ感を意識し、“一回性の芸術で娯楽である”という点を大切に、“すれ違いながらも人によってしか救われ得ない人間関係のおかし悲しさ”を描いた作品作りを目指しています。 構成の緻密さ、人間を生き生きと描き出す作風が評価され第2回公演に書き下ろした『長男』は、劇作家協会新人戯曲賞最終選考候補作にも選ばれました。カップルが、家族が、「映画行く?・・いや文月堂の演劇観に行こう!」そう言ってはしゃぐ日が来るのも遠くない! そんな時代が来ることを願いつつ、文月堂は発信し続けたいと願っています。